NEWS社会貢献

新型コロナウイルスに対する一食地域貢献
緊急プロジェクト-02


特定非営利活動法人「フードバンクとやま


「フードバンクとやま」は、食品関係企業や農家などの支援者から無償で提供された食品を、生活困窮者支援団体、母子・父子支援団体、デイサービス、福祉作業所、災害の被災者支援など、100カ所以上の施設へ無償で分配しています。

活動資金は、募金活動やイベントでの資金集めや一般からの寄付に拠っています。
今年は新型コロナウイルスのため5月,6月に困窮者情報が多く、企業からの食品の寄付もあり、6月までの半年で昨年1年分に匹敵する配送を行ったそうです。
その反面、コロナのためボランティアの募集は大々的にできず苦労されました。

また、資金的には持ち出しが生じており、ボランティアさんに配送のガソリン代も出せない状況があったそうです。 代表の川口明美さんは、「大空と大地のぽぴー村」代表の宮崎弘美さんと2018年高岡教会の一食地域貢献プロジェクトの支援先団体となったことから関係が深くなったそうです。

その中で、「大空と大地のぽぴー村」が10トントラックを横付けできる倉庫を持っておられることが分かり、「フードバンクとやま」に寄付された食品の一時保管スペースとして提供してもらえるようになり、これまでより大きな規模の食品の寄付を受けることができるようになりました。 そのような背景もあり、今回「フードバンク」代表の川口さんへの支援金目録の贈呈は「大空と大地のぽぴー村」の倉庫の前で行いました。

川口さんは、子供の頃から家庭の中で食べ物を大切にする「もったいない」心が培われ、多くの食品が捨てられていく一方、食べ物に不自由をしている人たちがいる現状に問題を感じていた時「フードバンク」という活動があることを知り、2009年に一人から活動を始められました。 当初は否定的な意見もありましたが、今では多くの支援者からの食品の寄付があります。