2021年01月19日/火 2020一食地域貢献プロジェクト-4/4 Ponteとやま (砺波市宮森303) 12月20日(日)10時 Ponteとやま 理事長 水野カオルさん 理事 加藤愛理子さん 荒川教会長、喜多支部長、山田昌彦、林原延佳 理事長の水野カオルさんは公立学校教諭(聾学校・養護学校・小学校)、その後富山大学学生支援センターのコーディネーターをされ、現在、県立高等学校巡回指導員・高岡法科 大学・富山県立大学相談員(すべて非常勤)やSwimming for allの会(障害⦅主に身体あるいは重度の障害⦆のある人とその家族のみなさんが水中活動を楽しむ会)の主宰 をされています。 理事の加藤愛理子さんは盲学校教諭・専業主婦を経て、35歳の時に大阪教育大学特別専攻科言語障害児課程に入学されて、その後大阪YMCA講師、富山YMCAフリースクール講師などを担当されました。 水野さんと加藤さんは2人で2014年に一般社団法人「Ponteとやま」を設立し、その活動の1つとして、「みやの森カフェ」(障害者、健常者、老若男女が集まる珍しいカフェ)を経営しています。 このカフェは加藤さんの自宅敷地に建てた一軒家カフェで、明るくてとても居心地が 良い空間です。Ponteとやまでは、この「みやの森カフェ」を拠点として、子どもたちの 楽しい体験の場を提供し、学習サポート「花まるビーム」や保護者向け・支援者向けの講座を開催しています。また、生き辛さを抱えている若者たちの就労支援活動や県内外のネットワークと情報交換も行っています。 目録贈呈のあと、懇談をさせていただき、 Ponteというのはイタリア語で「橋」という意味があり、「人とつながる」、「人と人とをつなぐ」という気持ちを込めて「Ponteとやま」と名付けました。 ここには、福祉の枠組みでは支援できない人たちにも来ていただいているので、今回の支援はとても助かりました。 発達に凸凹があって地域のご縁に上手くつながれない人、家族に恵まれない人など、「生き辛さを抱えている人」のために役立っていきたいと願っています。 開設当初、相談に来られていた方が、今はボランティアとしてクッキー作りやモノ作りなどで私たちを助ける側にまわっていただいており、助かると同時に楽しいです! また、通ってくれていた発達障害の人同士で結婚し、今では、子どもを連れて来てくれています。こうした有り難い循環が出来てきていると感じています。 とのお話をしていただきました。